入団26年目。通算2,000安打の幕張の安打製造機福浦選手の引退試合が行われました。
福浦選手は、7番指名打者で先発出場しました。遊ゴロ、投ゴロ、右飛、捕飛で4打数無安打に終わりましたが、9回に一塁の守備に就くと、ツーアウト一塁で日本ハム平沼選手のライナーをダイビングキャッチ、現役最後の試合で自らウイニングボールをキャッチし奇跡のようなエンディングとなりました。
福浦選手は、安定した縦軌道のスイングから右中間、左中間にライナーではじき返す打撃、守備では柔らかいグラブさばきと確実なスローイング、難しいバウンドも上手に捕球することができる選手です。
福浦選手26年間お疲れさまでした。ありがとうございました。これからは指導者として頑張ってください。
福浦選手の息子さん、初芝さん、サブローさん、大地選手等から花束の贈呈がありました。
グラウンドを1周しました。外野スタンドからは、紙吹雪が舞いました。
幕張の街、海浜幕張駅では、福浦選手引退伴い様々な企画で盛り上げておりました。
この日の試合は、最大18メートルの強風が吹き荒れる悪条件の中、クライマックスシリーズに向けて臨みました。初回、大地選手、井上選手、清田選手にタイムリーヒットが飛び出し、3点を先制しました。2回には井上選手が再びタイムリーヒットを放ち、序盤から試合を優位に進めました。先発の石川投手は7回121球を投げ6対1で勝利しました。